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ドラマ「東京女子図鑑」を見て思った恋愛についての話(ネタバレ)

東京女子図鑑。最初は美人な女の子を紹介する番組か何かかと思ったんですが、濃いドラマです。Amazonプライム会員限定。8話まで見た感想。

 

主演は水川あさみ

 

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  • 嫌悪感
  • 男卑女卑
  • ロマンチストvsリアリスト
  • それでも観る
  • アートとしてのドラマ
  • 最後の一言

 

 嫌悪感

このドラマを見ているとき、心の中になんとなく、もやもやした嫌悪感が湧いて出てくるんですよね。その理由として一つ出てくるのが

見たくない現実を見せつけられている感。

人の汚い心の内側を覗き見しているような感覚で、現実はこうじゃないと信じたいけどリアル

 

実際に周りにそういう人がいるわけでもないし、そういう話を頻繁に聞くわけでもないのに、何でこんなに説得力があるのか。

 

男だけど、自分にもそういう一面があるからという理由しかない。打算的で、人間関係を、心の奥からの無償の愛では決められない。自分の中でハッとする部分はあって、特に恋愛において、その人と歩いてる自分がどう見えるのかって考えてしまう部分はあるんですよね。

 

だから、さっき言った、見たくない現実っていうのは、直視できない自分の内面ってことになるんですかね。自分の中の汚い部分を隠している蓋を無理やりこじ開けられるような、そういう感覚。

 

 

男卑女卑

男尊女卑ならぬ男卑女卑です。このドラマは。女は男のために尽くす存在だと言われているような気がするし、男は女のアクセサリーであるかのように扱われています。

 

これって悪循環を生んでいるんですよね。女は良いアクセサリーをゲットするために男のご機嫌を取ろうとするし、男は自分の癒しを求めてアクセサリーとしての価値を高めようとする。

 

もうね、こんな世界嫌だ!!!!

 

僕は大人になりきれてないからこういう世界が理解できない、というか、理解したくないのかな。でも着実にそういう方向に近づいている気がするし、この世界の一部となる因子は持っているような気がする。心の奥底からの恋心を知らないままの大人がそうなるんですかねえ。

 

ロマンチストvsリアリスト

僕は自分のことをロマンチストだと思っている。だから、本当の愛があると思っているし、いずれ自分もそんな恋愛がしたいと思っている。

 

それでも、東京女子図鑑の登場人物の言動を真っ向から否定することはできない自分がいるのも事実だ。

 

「周りから羨ましがられたい」「この人と歩いていたら自分のステータスが上がる」という気持ち、多くの人が経験したことがあるだろう。僕もそんな独りよがりな心に突き動かされて、後悔したことも多い。「みんなが可愛いっていう子と付き合ってみたが、全然楽しくない...」みたいなことが本当にあるんです。

 

そういうロマンチスト思考vsリアリスト思考を表情で表している水川あさみの演技がすごい。満たされているけど満たされていないような何とも言えない気分をよく表現していると思います。

 

なんだろう、残念な気持ちになるんですよね。どれだけすごい人と付き合っても満たされない。

 

自分でも似たような気分を経験しているから、このドラマは説得力=共感できる部分があるし、心をえぐってくるんだ。

 

そして、自分の中でもロマンチスト思考とリアリスト思考がせめぎ合う感じ、他のドラマじゃ得られないと思う。

 

 

それでも観る

 これまで「辛い」「嫌な気分」みたいなことをつらつらと書いてきたけれども、実のところ、このドラマを楽しんで観ている。

 

一話が短いし、コメディチックなところもあって、濃いけど軽いドラマになっているから。

 

もちろんそういう部分もあるんだけど、やっぱり見続けている理由は

 

幸せになった綾の姿が見たいから。

 

これに限ると思う。特に僕なんかは綾の中に自分を投影しているから、綾に呪縛を解き放ってもらわないと困るわけですよ。だって、これでバッドエンドなんかになったら自分にも絶望しちゃうでしょ。これだけ汚い世界を見せつけられると、希望に帰結してくれないと気が済まないような感情。

 

 

アートって、人が気付かないところに光をあてる作業だと思うんですよ。

自分でも気づいてない自分の特徴なんかを教えてくれるのもアートだと思うんですよ。そういう意味で、「東京女子図鑑」はアートだと言えると思います。

 

「今まで叩いてきたタイプの人と自分って共通点あるじゃん」って気付けたのは大きいなと思います。

 

物欲とかと同じ次元じゃない、心のつながりがほしいと、改めて思えるドラマです。物欲と同じ次元の恋愛感情は飽きることはないし、手に入れてしまえばすぐにそれよりも上のランクを求めるようになるでしょ。

 

最後の一言

頼む、幸せになってくれっ...!!

 

俺のためにも。